どもどもケイです。ぼちぼち内定やその他進行中なのかと思うが、大学の後輩に連絡をもらい模擬面談を実施する機会があった。面接官側に立って分かったことがあったので残しておきたい。
1番力を入れたことは濃密に!

冒頭の説明は簡潔に概要だけ伝える
1番最初の入りの説明は1分、3分、5分と時間を計って練習して欲しい。怖がらずに言いたいことの10%程度で寸止めするくらいで丁度良いと思う。
この部分を長々話されると面接官の意識が飛んでしまう。ぶっちゃけ多く語っても殆ど加点されないのではないかと思う。同じことを言っても、質問に適切に打ち返したほうが20倍ぐらい心象が良い。

実際には対策はどんなことをしたのか?なぜその課題の優先順位をつけたのか?チームメンバーとの役割分担はどのようなもので、その中でどのような働きをしたのか?総来場数は本当に妥当だったのか?・・・など面接官が質問する余地を残すことができると思う。
冒頭の説明時に組織構成と人数も伝える
これは面接官の好みにもよると思うが、組織の人数や自分の所属部分、関連者の人数などを盛り込むことで全体像を描きやすいのでオススメする。
組織については、全体さえ描けば自分の所属する部分だけで構わない。また、個人的には無理に「●●長」と言わなくても良いと思う。聞いている方も盛っている前提で聞いている。主体性のあるチームマネジメントができていたか否かを問われていることを意識した方が良い。
解決策よりも分析と理由を掘り下げて!
前述の回答例は筆者が学生時代しゃべっていた内容を、社会人目線でブラッシュアップしたものだ。

モデルツアーガイドは、家族づれ、学生、アカデミックな内容の3種類9万部を用意し、全て配布をしました。結果、屋内企画の来場数がアップしました。
そう、力を入れて取り組んでいたモデルツアーの作成と媒体作成のための苦労を語りたかったのである。
しかしである。多分、面接官はあなたの解決策には興味がない。
いや、興味がないというのは言い過ぎだが、面接官が興味があるのは学生のロジカルシンキングだ。だから、解決策がいかに大変だったかを述べる前に、解決策がいかに妥当だったのか納得してもらわねばならぬ。
そのため、解決策自体を説明するのではなく、どうしてその対策に至ったのかを説明できるようにして欲しい。

そのため、いくつかの案をチームメンバーで検討し、年齢や家族構成などのターゲット別の3種類のモデルツアーを記載したチラシを配布することで、新規来場者も屋内の企画に呼び込むことにしました。人気のステージなどと絡めた1日ツアーをパンフレット同時や入口付近で配布することで、狙い通り行くところを選びきれない新規来場者を呼び込むことができました。
他の2つの理由はなんなのか?もっと有効な対策はなかったのか?チームメンバーとどのような議論をしたのか?パンフレットとの住み分けはどうしたのか?など質問したくなる余地を残して良いので、要点のみ回答した方が良いと思う。
長くなったので今日はこの辺で!